日立 EB1230R 12V 電池交換の手順1
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必要な工具など:
- プラスドライバー(№1)
- マイナスドライバー
- カッターナイフ
- セロテープ
- シリコン又は、ボンド(塩ビ・プラスチックを溶かさない物~G17ボンドなど)
- ・先端厚みの薄いマイナスドライバー(ここでは精密ドライバーを使っています)
- プラスチックピンセット又は木製ピンセット~電気の流れない物
- 半田ごて(20W以上推奨)とヤニ入糸半田(φ0.8~φ1.2程度推奨)
- 手袋
- 保護眼鏡
- 木製台(たたき用台)
- 当店よりお送りした交換用電池パック
※外観は製品ロットにより画像と異なる場合があります
1.プラスドライバーでネジを4本はずす

マイナスドライバーで下図の位置を持ち上げ黒の蓋をはずす

外れにくいときは

黒いカバーを図の方向から浮かせる
黒いカバーが浮いた状態で反対側から樹脂ハンマーなどで軽くたたく

この部分のストッパーが外れて浮いて外しやすくなります
2.黄色のストッパーを押しながら端子側蓋(青色)を外し電池を引き抜く

電池を下ケースから引き抜く
堅いですが慎重に出して下さい

電池以外は使用します、壊さないように
あせらずにじわじわ外して下さい
*ツメがあるタイプの場合
1230R以外でケース三角部にツメ(ストッパー)のあるタイプがあります
この部分にツメがある場合はこのようにマイナスドライバーを隙間に入れテコの原理で軽く持ち上げて外れ止めのツメの引っかかりを外し

前項2.の要領で蓋と電池をはずす。
力を入れすぎて下のケースを割らないように注意して行って下さい。
3.ストッパー側の電池の間のスペーサー(黒い樹脂部品)を外す
2.で電池を外すときに下ケースの中に落ちている場合がありますので注意

【2~3までの分解状態】


取り出した電池は金属板など通電する物の上には置かないで下さい!
古い電池でも容量が残っている場合が有りますので、発熱発火の恐れがあります。
古い電池でも容量が残っている場合が有りますので、発熱発火の恐れがあります。
4.S端子の黒リード線の半田を外します。
絶縁ピンセットの使用推奨 半田飛び注意(保護眼鏡などで保護して下さい)
リード線は端子の穴に入っているので少し引っ張りながら溶かして外して下さい

半田飛びに注意!!
*以降、端子の呼び名を上記で統一しますので位置関係ご注意下さい
5.外したリード線はセロテープで絶縁しておく(短絡防止)

黒リード線を外したS端子を端子固定用樹脂から外す